小さな子どもは予想外の行動をするので、目が離せませんね。疲れているときなどは、ついつい感情的に怒ってしまいがちです。“叱る”ということは、難しいことですよね。
けれども、子どもが危険なことをしたり、逆に人を傷つけたりしてしまった場合は、きちんと叱ることも親の役目として大切なことです。
そこで今回は、たくさんの子どもと接する保育士のsayaさんに“上手な子どもの叱り方”をお聞きしました。
■1:ゆっくり静かに
親の目線で子どもを見てしまうと、もどかしさにイライラしてしまうこともありますね。どのようにしたらいいでしょうか?
「何か悪いことをしているのを見つけたとき、つい叱る側も興奮してしまい大きな声を出したり、感情的になってしまいがちです。すると子どもも興奮し、それを越えるような大声を出したり、泣き出したりします」
「子どものペースで一緒に興奮してはいけません。少し深呼吸して、子どもを落ち着かせて、ゆっくりいつもより声のトーンを下げて話すと、子どももいつもと違う“真剣”ということがなんとなく伝わり話を聞いてくれます」
大切なのは子どもがきちんと話を聞く状況をつくることですね。そのためには、自分自身の怒りの感情をコントロールする必要がありますね。
■2:なんで叱るのかを話す
「ただ感情的に怒ってしまうと、子どもはどうして怒られたのか理解できず、また同じ行動をしてしまいます。“怒られることが怖いから言うことを聞く”では意味がありません。そうならないためには、“何でやってほしくないのか”、“それをしたらどうなってしまうのか”を伝えることが大切です」
「例えば、“それをしたら怪我をしてしまうよ。そうなったら先生は悲しいな”とか“お友達を叩いたら、お友達はとっても嫌な気持ちになるよ。自分がされたらどんな気分?”など、何で叱っているのかをちゃんと伝えること、相手の気持ちに気づけるように声をかけることも大切です」
感情的に怒ると子どもは叱られている理由が理解できず、また、気持ちを傷つけてしまうことになりかねません。相手がどう感じるのか、その時に子どもがどう感じたのか、気持ちに寄り添うことが大切なのですね。
■3:叱る時はぶれない
「あの時はよかったのに、今はだめなの?など叱られる時とそうでない時があると子どもは混乱します。だめなことはだめ、とちゃんと通す姿勢も必要です。“大人の都合で叱っている”のか、“子どものことを考えて叱る”のかを考えるとぶれなくなります。また、一回で聞くことはないので何回も根気よく伝えることが大事です」
との事です。また、
「叱る以前に、子ども達との関係をしっかり築くことが一番大切です。大人も同じかもしれませんが、いつも怒っている人に叱られても全く響きません。でも、いつも優しくて、受け止めてくれて、大好きな人から叱られると響きます。」
「“この人が言うならちゃんと聞こう”と。だから、叱った後も少し落ち着いたら、他のことでその子を沢山褒めたり、“大切だから言うんだよ”と伝えることが大切なのです」
自分の感情に振り回されず、子どもに“いいこと”と“悪いこと”を伝えることが大切なのですね。
以上、“子どもの上手な叱り方”をお伝えしましたが、いかがでしたか? “感情をぶつける”のではなく“気持ちを伝える”ことが大切なのですね。自分自身がイライラしていたら、子どもも不安になってしまいます。
イライラしていると感じたら、一呼吸おいて、落ち着いてから子どもに声をかけてみましょう。いつもと違った反応が返ってくるかもしれませんよ。
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