子どもを育てていると、急に道路に飛び出したり、危ないことをしたりと、大人がつい「ダメ!」と叫んでしまう場面も多いのではないでしょうか。
でも、子どもが何か良くないことをしたときに、“物事の善悪”をきちんと伝えるのって、意外と難しいもの。頭ごなしに叱っていいものか? 柔らかく伝えるべきか? もちろん時と場所や、両者の関係によっても違うかもしれませんが、悩ましいものです。
いったいどうしたら、上手に伝えられるのでしょうか?
そこで今回は、育児情報誌『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』101号「子育て情報で迷ったら読む本。」所収の記事を参考に、“子どもへの効果的な善悪の伝え方”について、同記事からの引用を交えつつ紹介します。
■1:わかりやすく説明してから、お願いする
<「お願いそれやめて、こわいよ、車がぶーんと来て死んじゃうかもしれないよ、痛いよ」「こっち歩いてね」と、具体的なサジェスチョンというか、それがひき起こすことの意味あいや、どうしてほしいのかを、こどものわかる言葉で伝える>
例えば、子どもが車道の近くを歩いたと想定した場合。まず子どもには“どうしてそっちを歩いてはいけないか”を説明した上で、“それをするとママは悲しいのでやめてほしい”とお願いをするのです。
親の事情や気持ちを伝えることで、頭ごなしに「ダメ!」と言うより、子どもに伝わりやすくなるのですね。
■2:「ダメ!」ではなく「危ないよ!」と言う
<「ダメ!」というと、強気の子だったら、かえってやめたくなくなって、意地でもやりますから。>
強気な子、ちょっとイタズラ心のある子は、親に「ダメ!」と言われると、なおさらそれをやりたくなるとか。確かに、そういう子、いますよね?
なので、「ダメ!」「やめなさい!」ではなく、「危ないよ!」と言うようにしましょう。やってはいけない理由が“危険だから”であることをわからせることが大事なのだそうです。
■3:とにかくたくさん話す
<お金がよけいにかかるとか、迷惑をかけてしまうとか、そういうことが察せられるような感性を育ててほしいね。そのために、親の事情がわかるように、お話ししてほしいんです。頭ごなしに静止や命令をするんじゃなくて、こどもを説得して>
とにかく子どもとたくさん話をしてください。そうすることで、子どもが親の状況を理解でき、親の思いを察せられるように育ち、ダメなこと、危ないことも自然としなくなるということです。
子どもに対しては、“どうせ言ってもわからないから”と思ってしまいがちですが、そこは親の腕の見せ所。できるだけわかりやすく、説明してあげましょう。
そうしたことを繰り返して、たくさん話をしていると、子どもは無理を言ったり、危ないことをやったりしなくなるのだそうですよ。
以上、“子どもへの効果的な善悪の伝え方”のコツをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん、危ないことをしたときに、とっさに言葉が出たり、体が動いたりするのはあたりまえなので、それは悪いことではないようです。
しかし、状況が許す限り、“説明する”、“お願いする”ということを意識するようにしてくださいね。
子どもも、成長とともにだんだんと変わってくるでしょう。「ダメ!」と叱ってしまいたいのは辛抱して、上記の3つを実践してみてください。
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