2015年11月9日月曜日

ピント変更カメラのLytroが映画レベルのVR映像制作用カメラ「Immerge」を発表

http://gigazine.net/news/20151106-lytro-immerge/


ピント変更カメラのLytroが映画レベルのVR映像制作用カメラ「Immerge」を発表



撮影後にピント合わせが可能なカメラで知られる「Lytro」が、VRコンテンツを制作するための専用カメラ「Immerge」を発表しました。ピント変更用に磨き上げた技術を活用して、今後、大きく市場が拡大すると見られるVR市場に打って出るようです。

Lytro - Lytro Immerge
https://www.lytro.com/immerge

VRカメラ「Immerge」がどのようなカメラなのかはムービーを見れば分かります。

Lytro Immerge - Vimeo -


カメラの原理は光の情報を記録すること。


物に反射した光はさまざまな情報を持っており、これをキャプチャーして記録する一形態が写真というわけです。


この光の情報を、あらゆる方向から記録できれば……これがLytroのVRカメラ「Immerge」のアイデアです。


光には色の情報や……


深度等の情報が含まれています。これらの光が持つさまざまな情報を記録するのが「light field(ライトフィールド)」と呼ばれる技術です。


light fieldで立体物を認識すると……


現実世界の「情報」をすべて記録可能。light field技術で一般的な写真のような2次元的な情報ではなく、立体物として3次元的に記録するカメラがImmergeです。


Immergeは上下左右あらゆる方向からの光をキャプチャー可能。周囲から光を集められるように球体に近い形状をしています。


Immergeで記録した光の集合のデータ量は膨大な量になります。その膨大な記録をソフトウェアで高速処理して3D化するために、演算処理用の専用サーバーが用意されるとのこと。サーバーに集められたデータは高速に処理され3Dデータとして出力されます。


また、3D映像を編集するプラグインも用意される予定。


Immergeが狙っているのは、OculusのRiftのようなVRヘッドセット用コンテンツ。映画で使えるレベルの高品質な3D映像を制作するのが目的とのこと。


Lytroのピント変更可能なカメラでもlight fieldが使われていました。

写真撮影後にピント合わせができるカメラ「Lytro」でいろいろ撮影してみた - GIGAZINE


light fieldはカメラレンズに入射する光線集合を記録し、画像処理する技術で、このlight field技術によって、撮影後にカメラの焦点距離を変更するリフォーカス機能を実現しています。

光線集合を記録するlight field技術を応用したのがVRカメラ「Immerge」で、光線から得られる色や深度などの情報を360度あらゆる方向から記録します。


Immergeを設置すれば、周辺の地形を精密に測定可能。


ただし集められるデータ量は膨大で、1時間あたり数TBになるとのこと。


膨大なデータを高速に解析できるように映像編集ソフトウェア用のプラグインツールもLytroは開発中。


高速回線と高性能コンピューターによって、リアルタイムで3D映像を作成できるようになるはず。Immergeは2016年内のリリースが予定されています。

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